『蓮花　Voice』この時間は　わたし、蓮花がお送りしています。

1933年昭和8年の今日9月21日は日本の詩人で童話作家だった宮沢賢治の命日にあたります。

生前に出された作品は　詩集の『春と修羅』と童話集の『注文の多い料理店』だけだったので まったく無名に近い状態でしたが、彼が37歳でこの世を去った後　草野心平などの人達の努力で 作品たちが広く知られ、評判が急速に高まり国民的作家となっていきました。

彼　宮沢賢治には　幼いころから　色々なエピソードがあります。

小学校三～四年生の時、いたずらの罰として水をみたした茶碗をささげて　 廊下に立たされた友人がいました。 それを見た賢治は、茶碗の水を全部飲み干してしまったそうです。

また違う時　学校で、ある生徒が赤いシャツを着て皆からはやしたてられたそうです それをみかねた賢治は、自分も今度赤いシャツを着てくるから 一人をそんなにいじめないでくれ、と言って皆を黙らせたエピソードもあります。

また、小学五年生の時に賢治は　父親に将来何になりたいかを訊かれ 賢治は「むやみに偉くならなくてもよい。」と返答。 家族全員を驚かせたそうです。 また宮沢賢治は音楽が大好きでもあったようです。

（中略）

今日は敬老の日　シルバーウィークは明後日までですね。楽しんでますか。

｢シルバー｣

古くは紀元前1500年頃から採掘され続けられている鉱物であり 聖なる月の金属として、さらにはヨーロッパ中世錬金術時代を通して よく知られている鉱物です。

｢ゴールド＝金｣が太陽の象徴とされ、 ｢シルバー＝銀｣は月の象徴とされ 古代七金属の一つにも数えられていました。

また、魔を払う　魔除けとして古くから用いられていました。 銀は白く輝く金属『しろがね』とも云われ、 その輝きから『純粋』『無垢』を象徴し 神聖なものとされ宗教儀式の用具などにも使われていました。

その為もあってか、魔物と呼ばれる邪悪な者から　身を守り退ける魔除けとされ 吸血鬼や狼男などに　銀の武器、弾丸や十字架やナイフなどが効果があるとされているようです。