『蓮花　Voice』この時間は　わたし、蓮花がお送りしています。

秋の風物詩、『中秋の名月＝十五夜』。
今年は9月27日です。
満月の1日前ですが、見た目はほぼ真ん丸い形をしています。
翌日の月は今年の満月のうちで最大のものなので、中秋の名月も少し大きく感じられるかも知れません。

漢字で「八月十五日」と書いて「なかあき」と読む名字の方がいるそうです。
「なかあき」つまり「中秋」のことで昔から旧暦の八月十五日の月を「中秋の名月」と呼んできました。

旧暦の八月十五日という日は　秋の真ん中の月の　真ん中の日、つまり秋全体の真ん中の日なので「中秋」。

旧暦は月の満ち欠けの周期を元にした太陰暦の一種なので、月の半ばである15日の夜の月は必ず満月か満月に近い丸い月が見えることから「十五夜の月」は「満月」と考えられるようになりました。

（中略）

9月の誕生石は｢サファイア｣

コランダムという鉱物のうち赤いものが｢ルビー｣でそれ以外のものを｢サファイア｣と呼びます。
なので、サファイアには様々な発色がありイエロー サファイア、グリーン サファイアなど、どれも美しいものばかりです。
一般的にはサファイアといえば青いサファイアを指しますが、ピンクがっかったオレンジの「パパラチア サファイア」は非常に珍しく幻の宝石とまでいわれています。

古代ペルシャでは、サファイアのあまりの美しい青さから、大地は巨大なサファイアのうえにあり、空の青さはサファイアの青が映し出されているのだと信じられ『大地を支える石』と考えられていたそうです。